音楽

2009年4月27日 (月)

みやこ はるみコンサート

4月下旬に川越市民会館で催された、「みやこ はるみ」のコンサートにいってみました。
川越駅からバスで、会場の近くの時の鐘のある一番街までバスを利用しましたが、車内は何とコンサートへ行くおばさん軍団で一杯でした。
この市民会館は、かなり古い建物のようで、座席は狭く時の鐘、蔵造り、喜多院、5百羅漢などが描かれているドンチョウも、色あせている感じでした。
オープニングは、満場の拍手に迎えられて、冬の情景を歌った「女の海峡」から、みやこ はるみのコンサートが幕を開きました。
ステージ衣装は、全体が黄緑色の着物に多くの数字が散りばめられており、中でも「みやこ」にちなんで、ひときわ大きな数字で、3は黒、8は青、5は赤と染め抜かれていました。
あまり耳慣れない歌、懐かしい歌などを、エンマドウという10名のバンドを背にして、それぞれの歌の思いなどを語りながら、熱傷が続きます。中でも「あんこ椿は恋の花」のように、あの独特な迫力あるはるみのうなり節が健在なのが印象的でした。
また、市川 昭介作曲のメドレーの際には、観客席に下りて歌い、らっキーにも握手をし手もらうことができました。
みやこ はるみの手は、割りに小さく、柔らかく、かつしっとりとしてすべすべしており、しかも冷たい感じがしました。
歌手は歌唱力だけではなく、ファンを引き付け盛り上げるための話術も必要であり、常に安定した歌唱力を維持するためのトレーニングは、大変な努力が必要ではないかと思いました。
「大阪時雨」、「二人の大阪」、「涙の連絡船」、「北の宿から」などのヒット曲を当時を思い起こしながら聞いていると、何と時の流れの速いことかを感じました。
フィナーレは、ステージ一杯にエネルギッシュに動き回り、時には後ろ向きに歩きながら、往年の名曲「好きになった人」を熱唱し、会場を手拍子と熱気に沸かせつつ幕となりました。
気持ちよい興奮の覚めやらぬ中、会場を後にすることができました。

2009年1月22日 (木)

新春 アイネットのカラオケ 歌会始め


新春を向かえて、例年通りアイネットの始動は、新年会のカラオケでの「歌会始」より活動の幕開けとなりました。
当日は17名という多くの方の参加を得て、鶴ヶ島のスナック「リズム」で、11時30分より16時30分まで、例会に引き続きロングランで開催されました。
スナックのママの自慢の手料理を味わいつつ、昼間から飲むアルコールに、ちょっぴりと後ろめたさを感じながらも、喉越しを優先させて食事の時間を楽しみました。
しばらく食事やクイズによる舌と頭の体操をして、丁度ほろ酔い気分になった頃に、スピーカーより心地よいリズムとマイクを通しての歌声が流れ出してきました。
家では周囲を気にして、小声で口ずさむ程度ですが、このような場では思い切り声が出せるので、大いに気持ちよく日ごろのストレスを解消することができます。
たまに歌詞を忘れて言語障害を起こしたり、なぜ私の歌だけにリズムをあわせてくれないのだろうと、酔いの回った頭の中で思いながらも、しっかりとマイクだけは握っていました。
酔うほどに談笑する声と、マイクのボリュームも上がり、室内は活気と熱気にあふれワイワイガヤガヤ。何と外まで聞えたとか。
視障者にとっての共通シタ趣味は、やはり移動せずにすむカラオケと、少々アルコールが入っての心安いおしゃべりが、一番楽しいようです。
宴も終わり、ほてった身体を外気に触れて、迎えの車に乗り込むさいには、楽しく好きなことをしている時の時間の流れの何と速いことかと、感じながら家路へ向かいました。

2008年6月26日 (木)

アイネットカラオケ交流会

今年はニャンマーでのサイクロン、中国四川省周辺の大地震、そして東北内陸部の大地震などと、地球はご機嫌が悪く怒り来るっているようです。
そんな重苦しい梅雨空を吹き飛ばすように、アイネットサロンではカラオケを実施することになりました。
会場は鶴ヶ島市内のスナック「リズム」で視障者12名、晴眼者4名が参加してのカラオケ大会の始まりです。
まずは乾杯。そして簡単な自己紹介もそこそこに、昼食会となりました。

今日は、4時までのロングランの貸切であり、和やかな雰囲気の中で、おいしい料理に舌鼓を打ちながら口をパクパク。腹ヅツミの打てるくらい膨らんだので、次は腹ごなしとばかり手にはマイクを、しっかりと握り閉めていました。

艶歌あり、ポップス系あり、叙情歌、時に軍歌までと幅広いレパートリーが、次々と繰り広げられてゆきました。

歌い手も説得型・絶叫型・純情型・艶型など、それぞれ個性に合った表現方法で大いに歌う楽しさを満喫しています。

店内は時の流れに身を任せとばかり、パワー全開で熱気にあふれています。

普段は周囲を気にしながら、小声で口ずさむ程度の歌も、このような場では遠慮なく声を張り上げられるので、心地よく気分も高揚してきます。

日ごろのストレス解消のため、それぞれがワイワイガヤガヤと歌いまくり、しゃべりまくるなど、楽しく好きな事をしている時の何と時間の過ぎ行く早さを、しみじみと感じた一日でした。

写真説明 左からグレーのブラウスを着た友光さん、カラフルな色のサマーセーターを着た堀田さん、水色のアンサンブルを着た亀谷さんの三人が腕を組み合って座っているシーンです

2007年12月22日 (土)

思い出の歌声喫茶「ともしび」

今年も南公民館へ出前による、歌声喫茶「ともしび」がやってきました。
ホール内には、青春を懐古するがごとき、多くの高齢ファンが歌集の本を前にテーブルについていました。
ピアノの演奏にあわせて、蝶ネクタイに、つりズボンという恰幅の良い人の司会と歌唱指導で開催されました。
まずは焚き火を初め子供の頃に口ずさんだ童謡・唱歌、忘れな草をあなたにの叙情歌、ロシア民謡・カンツォーネのオーソレミオ・テネシーワルツ、神田川などの歌謡曲など。
バラエティに富んだ曲が流れ、最後は花の大合唱で幕となりました。
知っている曲は大きな声で、知らない歌は周りに合わせて口ずさんでいると、何となく歌えるものだなと思いながら、口をパクパク。
会場内は、大小・高低など様々な歌声が歌詞と音符となって飛び交い、手拍子に合わせて思い思いに声を張り上げて、過ぎし日のそれぞれの青春を思い切り楽しんでいる様子でした。
一人で歌うカラオケよりも、多くの人と協調しながら、にわか仕立ての混声合唱団?の一員として、声を出すのもまた楽しいものでした。