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2009年5月19日 (火)

皇居北の丸公園と昭和館


東京メトロの九段下駅から、エスカレータで地上に出ると、そこは靖国通りでした。
左にお堀を見ながら、靖国神社へ向かう有名な九段坂を登ると、すぐに皇居外苑 北の丸公園になります。

(写真説明1・ 自然石に北の丸公園と縦書きに彫ってある標識)

公演入り口には江戸城最古の建造物といわれる瓦屋根のどっしりした田安門があり、右手には立派な石垣が築かれています。

(写真説明・ 園内から見た 旧江戸城最古の建造物の 田安門)

また、左手には八角系をして屋根のてっぺんには、キューピーの頭のように尖った独特な構造をした武道館が建っています。何とこの「武道館」という文字は、右横書きで書かれていました。

(写真説明2・ 正面玄関の上に掲載されている右横書きに書かれた武道館の看板)

園内をしばらく行くと、芝生のある広場となり、ここを過ぎると池が現れます。
遠くからは車のエンジンなどの都会らしい喧騒が聞こえてくる中に、間近に小鳥達のサエズリが聞こえてきて、ホットいやされる感じでした。
公演を抜けると、4車線の道路の向かいに、警護の詰め所と警察官の立ち番をしている瓦葺の屋根をした立派な乾門(いぬいもん)が建っています。この門は皇族の通用門であり、時々黒塗りの車が出入りしていました。

(写真説明3・ 北の丸公園から見た 皇居 いぬい門の全景)

再び、公園内の林の道を散策すると、楠・山もみじ・コナラ・ヒイラギ・アジサイのような白い花のタマズミ・クろがねもち・ハナミズキなど、多種多様な樹木が新緑の森を作っています。また、所々には野鳥のための巣箱が設けられていました。 

(写真説明4・ 都心に在りながら 多種多様な樹木が うっそうと茂っている新緑の森)

この園内には、春日の局・千姫などの屋敷があったという由緒ある地だそうです。
更には、森の中に70年近く皇居を守護した近衛歩兵第2中隊の記念碑が在り、タチバナの樹と、正面には近衛連隊の星型の徽章が、小さな石に刻まれていました。
再び、田安門を通って九段坂を下って行くと、すぐに7階建ての昭和館があります。

(写真説明6・ お堀の正面に立つ 円筒形の昭和館と 日本式屋根の九段会館の全景)

この昭和間は、昭和10年代から30年代の戦中・戦後の国民の暮らしの模様を、当時使用していた生活用具などの実物を展示している資料館です。

(写真説明7・ 昭和館と 楕円形の自然石に彫られた標識)

館内では、展示の解説を聞くための音声ガイドの機器を借りて、各コーナーで、その部の解説を音声で聞くことができました。
7回には、戦中の資料が展示されており、出征兵士への祝い旗・千人針・戦地と家族の手紙類、生活用品としてのちゃぶ台・かまど・木製の冷蔵庫・蓄音機などが陳列されてります。また金属類は供出されたため、瀬戸のアイロン・ホークなどや、防空ズきん・防火用水などがありました。
6回には、戦後の資料として、天皇陛下の終戦時の玉音放送・当日の新聞・皇居前の写真などや、闇市・バラック小屋・働く母子の写真風景が掲示されています。さらに子供たちの遊びとして紙芝居・布製のグローブや、生活用品としてテレビ・ラジオ・電気冷蔵庫・洗濯機など、当時の思い出深い実物が配置されていました。
戦後の混乱期を子供ながらも、鮮明に記憶している私にとっては、今はいずれも思い出として残しておき、この世代を若い人に伝えてゆきたいと思いつつ館内を後にしました。

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