視覚障害者向け音声ガイド付き映画
いま、話題の映画「私は貝になりたい」を、新宿バルトナインで開催された音声ガイド付き映画の上映会に、参加して観賞してきました。
この映画は、「バリアフリー映画鑑賞推進団体シティライツ」が主催して、地元の新宿グループの方が、視覚障害者のために企画実施したものです。
この音声ガイド付き映画というのは、映像の見えない視覚障害者に対して、スクリーンの映像に合わせて、時々刻々変化してゆく情景や状況に対して、視覚的な情報を実況解説してもらうものです。
今回は、客席に送信されたFM電波を、私達は携帯用小型FMラジオで受信して、状況解説の音声を聞きながら、その画面をイメージして映像を思い浮かべながら楽しむことができます。
一般の映画館で一版の方と同席して、しかも同じ新作映画を観賞できるのは、視覚障害者にとっては長年の夢を実現させることができました。
視覚障害者にとって映像は無縁と思われていました。しかし音声ガイドにより画面の実況開設がつき、効果音、音響などにより、見えなくとも素晴らしい映像画面を、個々にイメージを描いて、映画の楽しみを得ることができました。
映画は命令に従った一兵士がBC級戦犯となり死刑を宣告されるものです。
戦争の不条理や哀しみを、そして家族愛を描いた人間ドラマです。
この映画のラストシーン近くで、13階段を上りながら、「もし生まれ変わるなら人間には生まれ変わりたくない。牛や馬がいい。これも人間にいじめられる。そうだ海の深い深い・・・」と、死に直面したさいの思いが印象的でした。
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