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2008年5月 9日 (金)

永源寺の花魁道中

5月5日に、坂戸市内の永源寺で行われた、お釈迦様の誕生を祝う花祭りの行事を見に行きました。この花祭りのメインイベントは花魁(おいらん)道中です。
坂戸駅からは、永源寺に向けて、多くの参拝客の列が続いていました。
途中からは歩行者天国となり、車道の両側には焼きそば・たこ焼き・とうもろこし・じゃがバタ・鳥のから揚げ・綿あめなど、懐かしい露店が立ち並んでいます。
どの店先にも多くの人がたむろしていました。
境内入り口付近では、道は狭く露店と参拝客でごった返しており、祭りの気分もいよいよ高揚してきます。

本堂前にある、高さ20センチほどのスリムなお釈迦様の立像に、ひしゃくで甘茶をかけて、無病息災と家内安全を祈りました。

境内には、参拝客が打ち鳴らす鐘の音が、高低大小取り混ぜて響きわたっています。
さて、お目当ての花魁道中は、13時と15時からの2回行われるそうです。
この花魁道中の花魁は、江戸吉原の二代目高尾太夫のことだそうです。武士と恋に落ちた高尾太夫は、坂戸の地で生涯を閉じ、この地に葬られたのだそうです。
花魁は、江戸吉原の数少ない高級遊女です。花魁が客に呼ばれて、遊女屋から茶屋まで、花魁の雑用役のカムロや、遊女見習いの振袖新造などを従えて、廓内を歩く状況を花魁道中というのです。

定刻より30分遅れで、粋な木遣りの歌声を先頭に、江戸情緒豊かな総勢33名からなる永源寺境内での花魁道中の練り歩きの始まりです。


先頭の木遣りに続いて、提灯持ち・稚児行列・座布団やタバコ盆を持ち花魁の身の回りの世話をする「カムロ」が先導します。更には着飾って艶やかな高尾太夫ガゆったりと歩を進め・その後に傘持ち・ぽっくりをはき、ダラリの帯を締めた若い舞妓さんが続きました

花魁の衣装は、重さが30キロ近くあるそうです。頭に多くのかんざしを飾り、赤系統の着物に、白地の帯を締めて素足に黒の高下駄をはいています。左手で着流しを着て扇子を持った男性の肩に花魁は手お当てて、優雅に歩を進めてゆきました。

また、後に続く若い舞妓さんのフトコロには、ご祝儀袋が覗いていたのが印象的でした。

(写真提供は 音訳ボランティアせせらぎのホッタ ユーコさんです)

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